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お客様からのご相談
「せっかく中古マンションを購入して引っ越してきたのに、北側にある子供部屋の壁がいつも湿っぽくて……。ついにカビまで生えてきてしまったんです」
築18年のマンションをご購入された大和市のJ様から、そんな切実なご相談をいただいたのが今回の始まりでした。
楽しみにされていた新生活に影を落とす、お部屋の湿気とカビの悩み。特に大切なお子様が過ごす部屋となれば、健康面への影響も心配で夜も眠れないほど不安だったことと思います。私たちはすぐに現地へ向かい、J様のお悩みを根本から解決するための調査を開始しました。
問題の場所は、共用廊下に面した北側の子供部屋。窓の下にある腰壁を見ると、確かにじっとりと湿気を含んでおり、表面のクロスには黒ずんだカビが広がっていました。
表面のクロスをただ新しく張り替えるだけでは、一時しのぎにしかなりません。湿気の原因が「壁の裏側」にあると睨んだ私たちは、J様に許可をいただき、仕上げのクロスとその下地になっているボードを思い切って撤去してみることにしました。
すると、J様も私たちも驚く光景が目の前に現れました。
なんと、サッシ枠の周辺部分に、あるべきはずの「断熱材」が施工されていなかったのです。
これでは、冬場や梅雨時期に外の冷気がサッシ周りからダイレクトに壁の内部へ伝わってしまいます。外気で冷やされた壁の裏側に、室内の暖かい空気が触れることで激しい「壁体内結露」を起こし、それが表面の湿気やカビとなって現れていたのが最大の原因でした。
さらに部屋を観察すると、もう一つの原因が見えてきました。この子供部屋は空気の抜け道が少なく、通風が不十分だったため、生活の中で発生した室内の湿気がうまく外に排出されず、お部屋にこもりやすい環境になっていたのです。
原因さえ分かれば、あとは私たちの腕の見せ所です。今回は「断熱不足の解消」と「換気環境の改善」という、2つのアプローチで施工を進めました。
まず、サッシ枠周りのスカスカになっていた空洞部分に、隙間なく「発泡断熱材」をモコモコと充填していきます。これで外からの冷気をしっかりと遮断し、結露の発生を元からストップさせます。
次に、お部屋全体の空気の流れを作るための工夫です。
子供部屋の出入り口となる扉に、新しく空気の通り道となる「ガラリ」や、ドアの下部に隙間を作る「アンダーカット」を設けました。これにより、扉を閉め切っていてもリビングや廊下へ向かって常に空気が流れるようになり、室内の余分な湿気を効率よく排出できる仕組みを整えました。
下地をしっかりと作り直した後は、仕上げに防カビ機能を持った新しいクロスを美しく張り上げます。
お客様の声












