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お客様からのご相談
皆様は、ベランダの「笠木(かさぎ)」という部分を意識されたことはありますか?
手すりの上部を覆っている、あの金属やガルバリウム鋼板などの部材のことです。実はここ、雨風からお家を守るためにとても重要な役割を果たしている場所なんです。
先日、横浜市旭区のS様からこんな切実なご相談をいただきました。
「毎日のように布団を干すのだけれど、ベランダの手すりに載せると、なんだか全体がぐらぐらして心細くて……。それに、せっかく洗ったばかりの真っ白な布団カバーに、いつも茶色い擦れたような変な汚れがついてしまうんです。毎日の家事がちょっぴり憂鬱になってしまって」
さっそく現地へお伺いし、拝見させていただきました。
長年、太陽の紫外線や激しい雨風にさらされてきた笠木は、すっかり表面のコーティングが劣化し、触ると指が白くなる「チョーキング現象」や、細かいサビ・汚れが発生している状態でした。布団につく謎の汚れの正体は、この劣化した塗装の粉や錆だったのです。
さらに詳しく調査してみると、内部の固定金具を留めているネジや下地が経年劣化で緩んでおり、手で押すとカタカタと大きく揺れる状態でした。これでは布団を干すたびに不安になってしまうのも無理はありません。そればかりか、隙間から雨水が侵入して建物内部を腐らせてしまう一歩手前の、危険なサインでもありました。
「毎日のことだから、安心して気持ちよく布団を干せるようにしましょう!」
S様と打ち合わせを重ね、今回は部分的な補修ではなく、下地の補強を含めた全体の交換工事を行うことになりました。
そして迎えた工事当日。
まずは古い笠木を慎重に取り外していきます。やはり内部には長年の湿気が溜まっていたため、しっかりと乾燥させた上で、傷んでいた下地木材を新しく強固なものへと交換・補強しました。ここを怠らないのが、長持ちさせるための大切な職人のこだわりです。その上から、雨水を完璧にシャットアウトするための防水シート(ルーフィング)を隙間なく施工していきます。
仕上げに、新しく用意したガルバリウム鋼板製の笠木を美しく取り付けます。外壁との接合部分には、雨水の侵入を完全に防ぐため、真っ白なシーリング材(コーキング)をミリ単位の狂いもなく美しく打ち込んでいきます。職人の鮮やかな手さばきで、みるみるうちにベランダが見違えていきました。
鈍く色あせていたベランダのトップが、艶やかで品のある、美しいダークブラウンへと生まれ変わりました。外壁の白ともコントラストが美しく映え、まるでお新築の頃のような輝きを取り戻しています。
もちろん、見た目だけではありません。職人が体重をかけてもびくともしないほど、がっしりと強固に固定されています。外壁との隙間もシーリングで完璧に密閉されたため、これで次の台風や大雨が来ても、雨漏りの心配は一切ありません。
お客様の声












