
before

after
お客様からのご相談
まるで夏のような暑さがやってきた5月、墨田区にお住まいのS様より
屋根瓦の葺き替えについて一度相談したい とお問い合わせをいただきました。
S様は、外出先からご自宅へ戻った際、2階の部屋にこもった熱気が以前より強く感じられることが昨年あたりから気になっていたそうです。
それに、最近もやはり地震が多く報じられ、
そろそろ屋根も軽量化するときかなと感じられていたとか。
S様邸の屋根は、築年数の経過した瓦屋根でした。
瓦屋根は年数が経って劣化してくると屋根材そのものがひび割れや欠けなど、強風や台風の影響で一部がズレたり、割れた部分から雨水が入り込んだりすることもあります。
現地調査で屋根の状態を確認したところ、複数箇所でひび割れと端部の欠けが確認できました。また、棟板金の釘浮きもあり、強風時には板金が動きやすい状態になっていました。
一見すると、まだ大きな雨漏りは起きていないように見えましたが、屋根材の下にある防水紙の劣化が進んでいる可能性もありました。実際に小屋裏を確認すると、一部に雨染みのような跡が見られたため、S様には写真をお見せしながら、現在の屋根の状態をご説明しました。
S様邸の場合、屋根材の割れや反りが広範囲に見られたことに加え、下地の状態を確認したほうが安心できる状況でした。そのため今回は野地板の状態を確認したうえで新しい屋根材へ葺き替える工事をご提案しました。
屋根の葺き替え工事では、まず既存瓦を一枚ずつ撤去しました。撤去後、野地板を確認したところ、一部に傷みが出ていたため、補強が必要な箇所には構造用合板を増し張りしました。屋根工事において、野地板の状態確認はとても重要です。ここを確認しないまま新しい屋根材を施工してしまうと、後から雨漏りや屋根材の浮きにつながる可能性があります。
下地を整えた後は、防水紙を新しく敷き込みました。防水紙は、屋根材の下で雨水の侵入を防ぐ大切な部分です。普段は見えない部分ですが、屋根の耐久性を左右する重要な工程になります。
仕上げには、軽量で耐久性のある金属屋根材を使用しました。建物への負担を抑えながら、雨や風に強い屋根へ仕上げています。棟部分には新しい棟板金を取り付け、固定には釘ではなくビスを使用しました。釘よりも抜けにくく、強風対策としても安心です。
工事後、S様からは「屋根の状態を写真で説明してもらえたので、葺き替えが必要な理由がよく分かりました」とお声をいただきました。また、屋根を新しくしたことで外観の印象も引き締まり、今後の台風や大雨への不安も軽くなったとのことでした。
今回のS様邸では、瓦屋根を撤去し、野地板の確認と補強、防水紙の張り替え、新しい軽量屋根材への葺き替えまで行うことで、今後も安心して暮らせる屋根に仕上げることができました。
お客様の声











