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after
お客様からのご相談
「最近、雨が降るとどこからか湿った匂いがするんです」と渋谷区のW様から相談をもちかけられました。
さっそく梯子をかけて小屋裏へ潜り込みました。ライトを向けると、そこには目を背けたくなるような光景が広がっていました。
本来、健やかな木の色をしているはずの野地板が、まるで墨をぶちまけたように黒ずみ、ボロボロに朽ちています。長年の雨漏りが、じわじわと木の命を削っていたのでしょう。湿気を吸い込み、指で押せば崩れてしまいそうなほど脆くなったその姿は、住まいを守る限界を超えていることを無言で訴えかけていました。
「これでは、次の大雨や台風はしのげない」
W様の不安そうな表情。私たちはすぐさま、野地板の刷新を決めました。劣化した古い板を丁寧に取り除き、原因となっていた雨漏り箇所を特定して、根本から治癒していく作業です。
そして、新しく運び込まれたのは、清々しい香りを放つ大きな一枚の合板。
工事が完了した小屋裏を、もう一度見上げます。
そこには、以前のどんよりとした暗がりの面影はありません。新しい野地板が、力強い木目を見せながら、屋根をしっかりと支えています。継ぎ目のない、美しい一枚板の肌。それは単なる修理の跡ではなく、この家が再び「家族を守るシェルター」として息を吹き返した証でもあります。
お客様の声
見えない場所の不安が、清々しい木の輝きと安心に変わりました











