［重量が心配だった瓦屋根からの葺き替え］＞日野市

暖かかった秋も終わり、肌寒い気候が続くと、いよいよ年末の足音が聞こえてきます。
日野市のO様は今後の天災の事を考え、瓦屋根のリフォームを年内にご検討中との事でした。
ご自宅の瓦屋根は重量があり地震の時に倒壊したり、台風で破損するのを心配されて、近年では主流のガルバリウム屋根に葺き替えをご希望されました。
ガルバリウムは軽さと耐久性に優れているので人気があります。
このように屋根リフォームには色々な選択肢があります。

「重ね葺き」
劣化した屋根の上に新しい屋根材を被せる事で、カバー工法とも呼ばれています。
既存の屋根を使用するため廃材撤去がなく短期間で施工できます。
その反面、下地が劣化していると施工できない、既存の屋根にかさねるため重量が重くなります。

「塗り替え」
まず屋根を高圧洗浄して下塗りと仕上げ塗りをします。
錆やコケの発生を抑え断熱性が高まり、屋根の寿命を延ばせます。
ただし屋根材が劣化していると塗り替えはできません。

「葺き替え」
下地も屋根も撤去し新しい屋根材に取り替えることを葺き替えと言います。
下地も劣化している場合は葺き替えになります。
外観も綺麗になり計量化も期待できます。

近年では災害や異常気象、予期せぬ事態が突然起こる事が多いために、危機管理に注目が集まっています。
普段はあまり目にしない屋根ですが、風雨や紫外線から守ってくれる大切なパーツです。
一年の区切りが屋根リフォームの良いきっかけになります。