シーリング材施工不良が引き起こす漏水の典型例と対処法

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雨漏り

お客様からのご相談

E様から雨漏りの相談をうけました。E様のお宅は築12年の木造2階建て住宅で、
雨漏りの原因は、シーリング材の劣化のようでした。
E様は、調査を依頼してきたとき、実は雨漏りが続いているのは以前からで
すっと困っている、と窮状を訴えてきました。E様によると約3年前にサッシ上枠
に近い天井付近で雨漏りが発生。やがて窓台の上にも雨滴は落ちるように
なったといいます。
E様は、まずは施工を担当した工務店に補修を依頼しました。工務店は、
サッシ周りのシーリング材の破断に気が付き、ここから雨水が浸入したと
判断しました。シーリング材の増し打ちによって雨漏りを食い止めようとしました。

住宅の外回りで最初に劣化するのは、シーリング材です。ここが雨水浸入の
起点となる事例は多々あります。シーリング材は、雨仕舞上の弱点と
なりやすい部位であり、いい加減な施工をすると住宅の寿命を縮めかねません。
昨今は、耐久性の高いシーリング材が普及し、材料の性能だけで見れば、
10年から20年程度の耐用年数を維持することも十分可能です。
しかし、雨漏り診断をした住宅のなかには引き渡しから5年程度で、目地や
サッシ周りから雨水が浸入し、雨漏りを招いたケースが目立ちます。
それらの住宅では、シーリング材そのものに欠陥がある例はごく少数で、
大半は目地の設計やシーリング材の施工に問題がありました。
今回もまさにそのケースでした。

明日に続きます。

この記事の監修者

株式会社 LOVE STYLE
代表取締役 阿部 泰三

雨漏り修理・雨桶工事・屋根工事業者として工事に携わり30年以上。工事監督などの実績を持つ「株式会社 LOVE STYLE」の代表取締役。

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