港区でベランダの雨漏り修理

港区のF様からベランダから雨漏りし
ているので来て欲しいと依頼がありました。
ベランダからの雨漏りの原因はいくつか考えられます。以下に一般的な原因をいくつか挙げます。

1.不適切な防水処理: ベランダの防水処理が不十分な場合、雨水がベランダの床や壁に浸透し、雨漏りの原因となる可能性があります。
防水処理が古くなったり、劣化したりしている場合、雨漏りが発生しやすくなります。

2.フラッシングの劣化: ベランダの壁と床の接続部分に設置されているフラッシング（防水テープ）が劣化している場合、
雨水が侵入しやすくなります。フラッシングの劣化は経年劣化や気候条件によるものがあります。

3.排水設備の詰まり: ベランダには排水設備があり、雨水を効果的に排水する役割を果たしています。
排水口や排水パイプが詰まっていると、雨水がたまり、ベランダ内に浸水する可能性があります。

4.シーリング材の劣化: ベランダの隙間や接合部に使用されているシーリング材が劣化すると、
雨水が浸入する可能性があります。劣化したシーリング材は亀裂や剥がれが生じ、防水性が低下します。

5.傷んだコーキング: ベランダの手すりや柱など、外部との接合部に使用されているコーキングが傷んでいる場合、
雨水が侵入しやすくなります。コーキングの劣化は日光や気候の影響を受けやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。

6.外壁や屋根の雨漏り: ベランダが建物の外壁や屋根に接続されている場合、それらの部分に雨漏りがあると、
ベランダにも雨水が浸入する可能性があります。

今回の原因は、上記の「2」でした。
ただ、FRP防水工事は費用が高価なので、ウレタン防水を
既存のFRP防水の上に施工することにしました。通常は
トップコートの塗り替えだけで対応できたのですが、今回は
劣化が思いのほか進んでおり、このような結果になりました。防水層そのものが劣化してしますとどうしても金額が大きくなって
いきます。今回のウレタン防水の再防水工事は10年を目途に考えておいてくださいと伝えました。
ベランダからの雨漏りの原因はケースバイケースで異なる場合があります。雨漏りの特定と修理には専門家の助言や建物の点検が必要です。
建築士や防水専門業者に相談し、適切な対策を講じることをおすすめします。
ご相談だけでもお気軽にどうぞ！

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