排水機能改善を目的とした雨水処理施工の実務

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ご依頼内容
雨漏り

お客様からのご相談

F様からバルコニーから雨漏りがあるとの連絡を受けました。
調べてみますと、2階バルコニーにある排水口をシーリング材でふさいで
いました。そのため、2階のサイディング横目地から雨水が侵入して
いたのです。本来はバルコニーの水切り部分から排出されるはずの水
が排水口をシーリングでふさいでいたために排出されず、壁体内
にたまった水が室内側に侵入し、1階の居室の間仕切り中央付近に
流れ出たのです。サイディングと同じように、外部仕上げ材の内側
まで雨水が侵入することを前提としている材は少なくありません。
侵入した雨水を排水しやすいように、開口部周りや水切り部分を
設計、施工する必要があります。
バルコニー内にある水切りとサイディングの間の全長シーリングは、
裏側を流れ落ちる雨水の障害物になります。この部分は速やかに
雨水を排出する仕組みが必要になります。サイディングの基礎部分に設けた
水切りの排水口をシーリングで埋めてしまった住宅は、現在ではほ
とんど見かけなくなりました。「雨水を排出する」という考え方
が徹底されてきたからに違いありません。しかし、バルコニーの排水口
に関してはその認識がまだ徹底されていない印象です。
建物に湿気は厳禁です。特に、木造は乾燥させないと腐食が早くなり
しいては構造もおぼやかされます。できるだけ短時間で水を排出するために、上から流れて
きた水を最短距離で排出することが大事です。

この記事の監修者

株式会社 LOVE STYLE
代表取締役 阿部 泰三

雨漏り修理・雨桶工事・屋根工事業者として工事に携わり30年以上。工事監督などの実績を持つ「株式会社 LOVE STYLE」の代表取締役。

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