設備背面から発生した雨漏りを補修した具体的事例①

施工後の写真
ご住所
東京都杉並区
ご依頼内容
雨漏り修理

お客様からのご相談

S様から雨漏りの連絡がありました。S様のお宅は、
築12年の木造3階建て住宅で、調べてみたところ、室内のあらゆる
ところで雨漏りが発生している状況でした。そのほとんどは
窓周辺からの雨漏りでしたが、2階の居室ではエアコンの背後から雨水が
伝わり床が濡れていました。
早速2階に設置されたエアコンの室内機と室外機を点検してみますと、
配管工事に防水上の問題が4つ見つかりました。
1つ目は、スリーブ(冷媒管やドレーン管を納めるさや管)を設置
していないことです。スリーブを設置すれば止水作業が容易になる上、
古くなったエアコンを取り換えるときに冷媒管やドレーン管を
簡単に交換できるのです。
2つ目は、透湿防水シートの破損部が放置されていたことです。
シートの破断部の隙間は防水テープなどで入念に塞がなくては
なりません。破断部の処理を怠った結果雨漏りを招いたのです。
3つ目は、外壁材に開けた穴の隙間をシーリング材で埋めていたことです。
外壁の穴を通した冷媒管やドレーン管との隙間を埋めていたシーリング
材は劣化がかなり進んでおり、そこから雨水が浸入したようです。
4つ目は、屋外に露出していた冷媒管やドレーン管にカバーを
つけなかったことです。本来は、外壁の出口と途中経路の両方に
カバーをつけなくてはならないのに、ここでは管類をひとまとめにして
ビニルテープを巻いただけでした。テープは破れて、管の表面は
黒ずんでいました。
明日に続きます。

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