渋谷区で毛細血管現象によって引き起こされた雨漏り -1-

ご住所
東京都渋谷区
ご依頼内容
雨漏り修理
使用材料

スタッフより

渋谷区のF様から、サッシ周りから雨漏りがあるとの連絡をうけました。
調べてみますと、透湿防水シートの端部から雨水が浸入した形跡がありました。
これは、しばしば雨漏りトラブルで見かけるケースです。いわゆる毛細管現象の一つです。
サッシとの取り合い部では、サッシ枠のフィンに両面用防水テープ
を貼り、その離型紙を剥がしながら上から透湿防水シートを貼ります。
シワができないよう上からローラーで圧着しながら貼らなければ
なりません。ところが圧着が不十分でシワが残ると、隙間から
雨水が浸入する恐れがあります。この雨水侵入は、「毛細管張力」
によって引き起こされます。
毛細血管張力とは毛細血管現象によって生じる引っ張り力のことで、
接近した2枚の平面に挟まれた水あるいは、非常に細い管の水が、
界面張力により濡れていない方向に引っ張られる力を指します。
界面張力とは、固体と液体など異なる様相の境界面に働く張力の
ことを言います。毛細管張力は、隙間を形成する壁や管と、
水との間に働く張力と理解すれば分かりやすいです。ストローなど
細い管を水中に立てると、水は重力に逆らって管の中を上昇します。
ストロー(個体)との間に働く張力によって、水が上方に
引っ張られるからです。
こういった毛細管張力による浸水を防ぐにはいくつか方法があります。
明日に続きます。

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