ドローン点検後に実施したスレート屋根修理の記録

屋根点検の依頼がありました。今回はドローンで点検を行いました。スレート屋根でひび割れた箇所が数点見つかりました。雨漏りは無いとのことでしたので、差し替えで済むかどうか下地材を見て判断することにしました。下地材を調べたところ、問題はなさそうなので、お客様になるべく負担をかけないように、1枚すべて交換するか割れた部分を補修するか選んでいただくことにしました。このような場合は1枚まるごと交換する方をおすすめしています。屋根材も商品リニューアルなどで、以前の製品の在庫が無い場合もあります。そういう場合は、似たもので代用することもあります。また、接着剤で補修することも可能です。いずれにせよこの工事は、はじめに割れた屋根材を抜く作業がありますので、下地のルーフィング材を傷つけないよう慎重に行う必要があります。スレート屋根の利点は、安くてデザイン性が高いところです。現在では住居の屋根材として定番的存在になっています。スレート屋根の主原料はセメントです。スレート屋根の長所は、そのセメントを利用することで、軽量化でき、地震のの揺れを小さくしたりすることです。短所は、軽いがために耐久性や強度が小さくなってしまうこです。つまり割れやすいということです。最近は、異常気象が多く、暴風雨の際、飛来物が飛んできて割れてしまったり、大粒の雹（ひょう）が降ってきて割れてしまったとの話を聞きます。