今年、特に秋口、強い風が吹く火が多かったですね。ふと気がつくと、雨樋が劣化している。と言う事もあります。しかし、交換したいけれどどれくらい費用がかかるものなのかまして期間はどれくらいなのか不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。ご存知のように雨樋とは、屋根の周りの軒先に沿うように取り付けられていて屋根から流れて来る雨水を受け、外や下水へと流してくれるものです。もし雨樋がないと家は腐食してしまうし、外壁の劣化にもつながります。雨樋は目立つものではありませんが欠かすことの出来ないものです。雨樋が壊れてしまう原因は大きく3つあります。1つは経年劣化です。素材によっても違いはありますが、おおよそ20年程度と言われています。つなぎ目に隙間ができたり、金具が外れてしまったり。2つ目は自然災害によるものです。中でも雪や台風の強風などが原因となることが多く、さらに風雨にさらされやすい2F以上の場所が多いようです。3つ目はほこり、ごみ、落ち葉等で詰まってしまうことです。下から見えにくい場所なのでわかりにくいのですが、雨水が集まる集水器が詰まると、変な部分に水が溜まったり、その部分が重みで壊れてしまう事もあります。近くに大きな木がある場合などは、特に注意が必要です。どの場合でも、やはり定期的なメンテナンスが必要と言えます。