スレート屋根修理で見落とせない要注意ポイント

ご住所
東京都港区
ご依頼内容
屋根修理

お客様からのご相談

E様は、台風がきっかけで屋根修理を依頼されました。雨漏りはまだ生じてなかったのですが、雨漏りがおこってしまう前に何とか阻止したい、とのことでした。E様のお宅は、スレート屋根です。スレート屋根とコロニアル屋根は違うのですか?と質問を受けました。コロニアル屋根は、クボタ松下電工外装株式会社が販売し始めた屋根材で、化粧スレートの一種です。なので、商品名が違うだけで、スレート=コロニアルと言って差支えありません。スレート屋根は、粘板岩を使用した建築材料全般を指し、瓦より洋風のデザインに合い、軽くて安価なところから最も普及している屋根材の一つです。しかし、瓦とは違い、定期的な塗装が必要になります。そして、2000年以前に販売されたスレート屋根材にはアスベストが混入されているものがあるので屋根修理の際には注意は必要になります。一般的には、製造年月日が古いほどアスベストの含有量が高くなっているようです。塗装する場合は、塗装剤も慎重に選びたいものです。屋根は、外壁よりも紫外線や雨風の影響を受けますから、外壁の塗装剤よりも品質の良いものを使うことをオススメしています。お勧め順は、フッソ系塗料→シリコン系塗料→ウレタン系塗料→アクリル系塗料そして、スレート材の劣化が進行している場合には、塗装による屋根修理はおすすめできません。今後のランニングコストのことを考えればスレート材が良好なうちにカバー工法を行う方が良いでしょう。カバー工法は、既存のスレート屋根の上に新しい屋根材を重ねて張る屋根修理方法です。工事費と施工期間を抑えることができるため、最も多く採用されるスレート屋根の屋根修理方法です。既存下地の劣化が進んでしまうと、カバー工法はできなくなる場合があります。我々の経験上、施工後30年が経過すると、雨漏りが発生している屋根はカバー工法ができない場合が多いです。その際は葺き替えになります。スレート屋根

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