しつこく再発した雨漏り修理の原因と対応の記録

ご住所
東京都港区
ご依頼内容
雨漏り修理

お客様からのご相談

H様の所有するアパートは、4階建ての築18年の鉄筋コンクリート造です。ずいぶん前から4階の天井に雨漏りがみられ、もう漏水歴は10年以上になるのそうです。何度か改修を試みたのですが、改善されず、天井が黒ずんできました。そこで、思い切って塗膜防水による改修工事の行ったのですが、状況はかえって悪くなったのだそうです。防水方法はアスファルト防水コンクリート押さえです。よくよく調べてみると、4階タイル仕上げの外壁の目地やクラックからしみ込んだ雨水が、防水層の劣化していた部分に侵入していました。改修工事では、押さえコンクリートの上から外壁の立ち上がり部分まで塗膜防水を施していました。壁面タイルの上にも防水材を塗布してありましたが、雨水の侵入は防げなかったようです。このため、今までは立ち上がり部分から排出されていた雨水が、防水層と躯体の間のモルタル部分にたまり、漏水がひどくなったと思われます。立ち上がりの仕上げをはつり落としたところ、モルタル部分から雨水が染み出てきました。そこで、立ち上がりの防水層、タイル、タイル下地をすべて撤去して、再度塗膜防水を施し、端末をシーリングで処理しました。すると、階下への漏水は止まりました。モルタル、タイル仕上げには 目地やクラックなどから水が入りやすいです。鉄筋コンクリート造は木造よりも雨漏りが少ない印象ですが、こうした例もあることを伝えておきます。屋上

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