アパート屋上の点検から始まった雨漏り修理の記録

ご住所
東京都港区
ご依頼内容
雨漏り修理

お客様からのご相談

ある鉄筋コンクリート造のアパートのオーナーからの依頼で、屋上の点検をしままだ、室内への雨漏りは確認できないけれども、パラペット周りにふくらみが見られ、パラペット外壁に雨水がしみ出しているというこのアパートは築3年でしたが、調べてみますと防水層端末に使用したゴムアスファルト系シーリング材(アスファルトコーキング)が劣化して破断していました。シーリング材が岩のように固くなっていました。防水層も竣工後8-9年経過した建物と同じような対策としては、シーリングを撤去して、合成樹脂と合成ゴムで改質した改質ゴムアスファルト系シーリングを打ち直しました。ゴムアスファルト系シーリング材は耐用年数が短く劣化しやすいので使用するのはオススメしません。酷い場合は、竣工後1-2年で劣化が見られることもあります。また、防水層端末にアルミ水切り金物がない場合(アスファルトルーフィングに直接シーリングを打つ場合)、ゴムアスファルト系以外のシーリング材は、剥離しやすいので使用を避けた方が良いです。短期間で防水層が劣化するケースに、躯体の養生が十分でない場合とか、防水施工時に躯体表面に結露が生じていた場合ということがあります。夕方、気温が下がってくる時間に、目に見えないほどの細かい結露が躯体に生じている場合は要注意です。パラペットふくらみ

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