雨風の巻き上げで生じる雨漏りへの備え

8月に入り、厳しい猛暑日が続いています。 天気の変化もしやすく夕立など急な雨降りにも注意が必要です。 先日、雨漏り修理でうかがった足立のお客様にお話を聞きました。 雨漏りは頻繁にするわけではなく、次に雨が降っても雨漏りしないかもしれない、 雨降りの時に100％雨漏りすると分かってから修理依頼をしよう…と 安易に考えていたという事ですが、 残念ながら雨漏りは待っていれば自然に直るという物ではありません。 いちど雨漏りしてしまうと、そこが雨の通り道になり、 次に雨が降った時にまた同じ所を流れて雨漏りに繋がってしまうのです。 雨漏りは雨水が侵入している真下に発生するとは限りません。 下から上へあがって行く毛細管現象が起こる場合もあるのです。 屋根材のつなぎ目部分にこの毛細管現象が起こると雨水が入り込んで内部まで侵入し、 雨漏りが発生してしまいます。 足立の住宅では2階の天井部分に雨漏りが発生してしまいました。 これからの時期は台風が発生しやすく、 横殴りの雨や下からの雨風の巻き上げにも原因があります。 水は重力に関係なく、隙間さえあれば自在に動けるのです。 通気を保ち、水の逃げ道を作って正しく改修すれば雨漏りの心配はなくなります。 修理を依頼する時間がない、費用がかさむのが心配、家に来てもらうのが億劫…など 様々な事情があると思いますが、 雨漏りを発見したら、早めに対処するほどコストも抑えられます。 ★屋根の葺き替えをご検討のお客様は早めのご連絡をお待ちしております。