今年の1月は観測史上最も暖かい月となりました。
気象庁によると今月も全国的に気温が高く、降雪量が少ない状況が
続くことが予想されています。例年よりも暖かく過ごしやすい日が
続いていますが、一方で雪が降らず、気温も下がらない影響から
各地の観光イベントで中止が相次いでいます。
また気温が下がらないことから野菜が大きく育ちすぎて安値が続き、
農家の方々は苦戦しています。
暖冬の原因は日本付近の上空を流れている偏西風が、例年よりも北寄りに
曲がって流れていることです。日本に寒さをもたらしているのはロシアの
シベリアからやってくる寒気なんですが、北に蛇行する偏西風の影響で、
寒気が南下できず日本の気温が下がらない状態になっています。
地球の平均気温が長期的には緩やかに上昇しており、100年前に比べ約1度
上がっています。温暖化が続くと災害が起きやすくなることから、今後
ますます災害が増える可能性も高まります。防災意識を高めていきましょう。









