台風を教訓とした屋根修理 -1-(杉並区)

杉並区のT様は、昨年の台風で老朽化したガレージの屋根が飛び、
被害は及ぼさなかったものの、かなり冷や冷やしたという経験から、
自宅の屋根修理を考えておられます。
ここで、昨年の千葉県を襲った台風の被害を復習してみたいと思います。

千葉県の旭市では台風15号の影響で、築1年の住宅でも、屋根の瓦が飛散したといいます。
瓦は平板形の「防災瓦」でした。上下の瓦同士をかみ合わせ、個々の瓦は
長さ65mmの緊結専用くぎで厚さ12mmの野地板に留めつけられていました。
これは、00年の建築基準法改正法に合わせて建築研究所が監修した
「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」(以下ガイドライン)に準拠する工法です。
瓦メーカーがこの瓦と留め方の試験体で確認した負圧の耐風圧性能は、2248Pa(=N/
㎡)になりました。
旭市の基準風速は38m/s、地表面粗度区分は、「Ⅲ」。この住宅と同じ屋根勾配と
平均高さで00年の建設省告示1458号の計算式を使って負圧の風圧力を算出すると、
1595Paになります。瓦メーカーが試験で確認した耐風圧性能はこれを上回ります。
ところが、海岸沿いという立地条件に合わせて地表面粗度区分を「Ⅱ」に変えて
計算すると、風圧力は2574Paとなり性能不足になります。この住宅の瓦は
耐風圧性能を上回る風圧力を受けて、飛散した可能性があります。
ガイドラインの広報は地表面粗度区分Ⅲを前提に仕様を示しており、基準風速が
38m/s以上の地域では構造計算による仕様の確認を求めます。
ちなみに防災瓦の耐風圧性能は和瓦ならいずれも同じですが、平板瓦は製品の形状で
異なります。留め具をビスにすれば耐風圧性能を上げることも可能になります。

台風教訓

明日に続きます。

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