チョーキング現象でわかるトタン屋根塗膜劣化の見分け方

トタン屋根で色褪せやくすみが目立ってきたらチョーキング現象というものが発生しているサインになります。チョーキング現象とは、外壁表面を触ると粉状(チョークの粉のようなもの)のものが付着する現象になります。 原因は、経年劣化 …

サッシまわりからの雨漏り原因分析と補修技術の実例②

昨日のブログの続きになります。 雨水を速やかに排出するためには、サイディングとサッシ上枠の間を完全にシーリングするのではなく、一部を開放しておくことが非常に重要です。具体的には、サッシ上枠の端から5〜10cm程度の範囲の …

排水不良を防ぐための雨樋清掃と定期点検の必要性

以前施工させていただいたお客様のご紹介で、栄区のA様からお電話をいただきました。 今までは雨どいには全く無関心でしたが、昨年からの被害がきっかけで、 なんだか雨どいの破損などのお話しをご近所でしていて。。。なのでうちも …

外壁からの雨漏り修繕事例と暴風雨対策の再施工方法

台風が気になる季節です。 昨年も暴風雨で多くの雨漏り被害が出ました。 雨漏りは屋根からだけではなく、外壁やサッシ、換気口などからも浸水するので注意が必要です。 今回は日野市T様より室内がカビ臭いとご相談いただきました。 …

台風シーズン前に行う雨樋清掃と屋根点検の重要性

台風シーズン前に先駆けて雨樋と屋根の点検をしておきたいとご依頼を受け行って参りました 雨樋はクラックが入っていたり雑草が生えていたりする場合は修理が必要なので、ご自身で掃除点検をしてもしっかり治せない場合が有ります。誤っ …

サッシまわりからの雨漏りと構造防水の再施工ポイント①

A様は築3年目の木造3階建て戸建てにお住まいです。 雨漏りがあるというので伺ってまいりました。調べてみますと、1階 の南側壁面にある2つの開口部に、サッシ上枠に全長シーリングが 施されており、雨漏りはその裏側のサッシ上枠 …

屋根点検の重要性と不具合がなくても行うべき理由

屋根の調査 と聞いても、きっと、屋根に心配や不具合がある方が依頼するのですよね? とのお問い合わせがありました。 無料点検 といっても今のところ何もないのに屋根を心配する人は確かに少ないでしょう。 先日、定期メンテナンス …

台風時の雨水巻き上げによる屋根外壁被害の防止策

台風の影響で天気の変化もしやすく夕立など急な豪雨にも注意が必要です。 横殴りの雨や下からの雨風の巻き上げによって雨漏りが発生する可能性が高くなります。 しかも雨漏りは雨水が侵入している真下に発生するとは限りません。 下か …

コーキング劣化の原因と放置がもたらす住宅トラブル

コーキングが傷む原因をご存じでしょうか? 主に肉やせやひび割れ、はく離のこと示します。その原因は、紫外線の影響はもちろんのこと、接着剤不足が考えらます。肉やせやひび割れの症状が現れると、内側に雨水が浸入してしまい建物内に …

地下室の雨漏りトラブルと防水処理換気改善の重要性

T様から物置部屋にしてある地下室に雨漏りがあるとの相談を受けました。 地下室の雨漏りは様々が原因があるのですが、主な原因と対処法を ご紹介いたします。 1.外部からの水の浸入:窓枠や換気口の周りから水が侵入する、ドライエ …

湿気がもたらす建物劣化とカビシロアリ被害の防止策

雨漏りが原因でその他の被害、結露やシロアリ発生までも起こってしまう事をご存知でしょうか? シロアリなんて!? うちは綺麗にしているし、今時! そんなことまだあるんですか? と思うのもわかります。 しかし、時代は変われど、 …

屋上利用時に注意すべき防水層損傷と点検ポイント

トップコートを施してあるバルコニーの床の上に人工物を敷くと、その間の摩擦によるダメージが懸念されます。 中野のF様より突然雨漏りが始まって困っていますと連絡を受けて調査に行ってきました。 2階の天井に雨漏りが発生したとい …

屋根塗装で改善する防水性と美観維持のための施工手順

N様から屋根が老朽化して見栄えが悪いので塗装したいとの相談がありました。 現時点では雨漏りなど不具合はないとのことです。 塗装の効果は実は見栄えを良くする以外にもいろいろあります。 防水性の維持: 向上: 経年劣化した屋 …

ドローンを活用した屋根調査の実例と精度向上の効果

先日横浜市緑区のお客様邸にて、一緒に屋根をドローン調査参りました 以前、お客様は思わぬ屋根の雨漏りにより被害が拡大している事に気づくのが遅れ費用も多くかかってしまったそうで、もうあんな思いはしたくないとの事でした。 その …

屋根葺き直しを検討する際の判断基準と費用比較

思い出すと、数年前から特に話題になることが増えたのが、天候不良による屋根の被害。 屋根とは、  ほとんどが下から見上げることはあっても、ご自分であまり直接見る機会もなく、よって大丈夫なものと信じきっているのが当たり前でし …

ベランダ直下屋根の劣化リスクと修繕計画の立て方

ベランダが1階の屋根の上に乗っている構造はよく見かけますが、ベランダのすぐ下の屋根は劣化していませんか? 新宿区K様からベランダが乗っている屋根の修繕をお願いしたいとご連絡いただきました。 数年前に屋根の塗装をしたのです …

バルコニー笠木部分の雨漏り原因と修理による再発防止

O様から、バルコニーの手摺部から漏水がある、とご相談を受けました。 調べてみますと、どうやらバルコニーの手すり を固定した腰壁の上面から雨水が浸入してきた形跡があります。 長期間にわたって雨水がしみ込んでいたため、腰壁の …

漆喰詰め直しによる瓦屋根防水力の回復と施工手順

最近はDIYが流行っていますが、屋根のメンテンナスもご自身で行うDIYが流行っております。 しかし瓦屋根は得にご自身で調査するより、遥かにプロに調査して貰う方が良いのをご存じでしょうか? 瓦屋根が以下のような状態でしたら …

不安を安心に変える屋根点検の重要性と実施タイミング

不安定な気候が続く最近。 突然の豪雨も心配だし、これからの季節は台風も心配ですよね。 そんな中で、家周りを点検されている方も多いとお聞きしました。 しかし、屋根に登る なんてことは危ないのでしないでくださいね。 家の周囲 …

谷樋に集中する雨水とダメージを防ぐための補修方法

谷樋とは屋根と屋根が谷状に取り合う部分で、雨漏りが多く見られる部分です。 谷に屋根に落ちた雨水が集中して流れるので雨水侵入に注意が必要になります。 雨水が板金に穴を空けてしまうのをご存知でしょうか。 雨漏りで困っているの …

築浅住宅における再発雨漏りと施工品質の課題②

昨日の続きになります。 M様のケースでは、他に雨漏りの箇所は見当たりませんでした。 ロフト内の壁は、天井がなく、内張りもないため、 雨漏りすれば一目でわかる状態なのです。その中で約 6時間もわたって繰り返し散水を実施した …

ベランダ防水劣化の兆候とメンテナンス時期の見極め方

塗膜が剥がれたベランダ劣化を放置していませんか? ベランダの劣化は雨漏りの原因に繋がる必要があります。 ベランダは屋外にあり常に、風雨にさらされ洗濯物などを干したりと日常生活でも使用する箇所でもあり劣化のしやすいのです。 …

屋根無料診断の流れと依頼前に知っておくべき基礎知識

屋根の調査のご案内です。 今、何も屋根のことで心配は無いけど必要なのでしょうか。 何か不具合があったらその時すぐに、調査して貰える ということ? このようなお問い合わせをいただいたのはAさまからでした。 無料点検 といっ …

築浅住宅で発生する雨漏り原因と保証修理の対応手順①

築3年の木造住宅にお住まいのM様から雨漏りの形跡があるということで、 ご相談をいただきました。 M様によれば、浸水箇所も漏水箇所も見当たらないということです。 T様のお宅は、 すでに施工会社に連絡して、直上の屋根材(溶融 …

中古住宅購入時に行うべき雨漏り調査と点検手順

Y様邸で中古物件をリフォームし暮らし始めて3年半ほどたった頃、1階が雨漏りしたというご相談をいただきました。 2階バルコニーの笠木のひび割れが見られ、そこから雨水侵入がありました。 笠木とは手すり上部の仕上げ材の事で、バ …