ドローンを活用した屋根診断の精度と点検メリット

S様からお電話をいただきました。 弊社で定期的にメンテナンスを請けたわっているご近所の方と同時期の25数年前に新築されたらしく、 そろそろうちも見てもらった方が良いのでは?と 心配になり、紹介していただき電話したのです、 …

陸屋根パラペット部の雨漏り調査で判明した浸水経路

建物のバルコニーや屋上、陸屋根の外周に取付けられた壁の事を「パラペット」と言います。 マンションや高層ビルの屋上などで目にする事が多く、落下防止や、見た目の飾りだけの役割に見えますが、雨水が外壁に落下するのを防ぐなど雨漏 …

片流れ屋根コーナー部からの浸水要因と修繕技術

昨日の続きになります。 雨が浸入した軒先コーナー部を拝見すると、「けらば勝ち」の納まりになっていました。 「けらば勝ち」とは金属屋根の軒側で唐草水切りを つかみこんだ後、けらば側の板金をつかみこむ状態を指します。 つかみ …

構造別に分類した住宅クラックの特徴と診断の要点

ついついお住まいのひび割れを放置しがちですが、外壁のひびを放置していませんか? 今回は外ひび割れについて少しご説明させて頂きます ◆主なヒビ割れの種類4つ ・ヘアークラック 金属中に出来るものなど、髪毛のように細く、短い …

雨樋詰まり相談でわかった清掃と維持管理の基本手順

お客様のご紹介で、M様からお電話をいただきました。 M様のご質問は、 特に今まで気にすることもなかったのですが 家周りを点検してみたんです。 なんだか雨どいの集水器周りの外壁が黒ずんできているように感じるのです。 で、気 …

定期メンテナンスが必須となるトタン屋根劣化の実情

先日江東区にてトタン屋根のメンテナンスと修理に行って参りました 頑丈な屋根というイメージも有りますが、残念ながら環境や劣化により雨漏りを起こしてしまう事があります。 ◆主な雨漏り原因 ・屋根と外壁の取合い部分をきちんと納 …

雨漏りが多発するバルコニー構造と防水強化の必要性

こんな場所から雨漏りがあるのかと日野市のS様が驚いた場所は、バルコニーの手すりの上部にあたる笠木でした。 笠木は袖壁に板金のフタをしているようなもので、異素材同士をくっつけているため、防水シートやデープ、シーリングなど雨 …

パラペット片流れ屋根で発生した雨漏り修繕の実例

Y様から雨漏りの連絡を受けました。 Y様のお宅は、築15年の住宅を中古で購入し、2年ほど経過したとの ことです。この雨漏りの件について購入時に検査してくれた会社に相談したのですが、 「結露」だから仕方がないと言われ弊社に …

将来的な維持管理を考慮した屋根リフォーム相談内容

F様は家族で屋根について話し合いたいとの事で、リフォームについて質問いただきました。 屋根リフォームの方法は主に3種類あります。 □塗り替え 屋根材によって必要になります。 粘土瓦は色落ちしないので塗り替えの必要はありま …

傷んだコーキングを放置した場合の影響と適切な改修

建物には様々な箇所や部位でコーキング材を使用しています。 コーキングとは、クッション代わりや接着剤のような役目をしています。 傷んだコーキングを放置しておくと、建物にどのような影響を及ぼすことになるのでしょうか? ◆コー …

再塗装で耐候性を維持する屋根塗装修繕の流れ

I様が屋根の塗り替えを検討しておられます。 I様が、屋根の塗り替えを希望するのは、外観を良くするためだということでしたが、実は屋根の塗り替えをすることで性能的な機能の向上が期待できるのです。 定期的に塗り替えをするという …

外壁塗装で美観改善と防水性を両立させる施工の工夫

Y様邸で雨漏りが発生しました。 Y様邸の雨漏りは1階廊下の壁に染みとなって現れました。 調査の結果、外壁のひび割れと屋根の取合い部分の板金処理の納まりが不十分と判明しました。 外壁の防水処理と板金処理を施し、この機会にY …

コンクリート造軒天の劣化診断と補修の実施内容

先日、厚木市にてコンクリート造りの軒天の修理に行って参りました ご依頼内容は、軒天の隙間から雨も降っていないのに水が沢山出てきたとの事でした。現場に行き確認したところ、写真の通りヒビ割れや負傷が原因で 一般的に、コンクリ …

照明付近で起きた雨漏りが生活に与える影響の分析

分かりやすい雨漏りと言えば、天井にできた雨染みを発見する場合が多いものですが、それは建物内部に留められなかった雨水が姿を現しただけの可能性もあります。 すでに数カ月前から雨漏りがはじまっている場合、建物内部の木材が腐食し …

ベランダ排水口トラブルが引き起こす浸水リスク

K様から、居室に雨漏りがあるとの連絡をうけました。 早速調べてみますとK様のお宅は、2階にバルコニーがあり、 そのバルコニーにある排水口をシーリング材がふさいでいました。 そのため、2階のサイディング横目地から雨水が侵入 …

外壁塗装の本来目的と雨漏り劣化防止の役割解説

築25年もすると、大抵のお宅で一度も外壁の塗装をし直してなかった場合、外壁の汚れは目立ち始め気になる頃にになります。 幸いにも酷いクラックなどが発生して居なければ塗装作業のみで済みます 定期的な外壁塗装で長い目で見たとき …

再発を防ぐ雨漏り修繕で実施した追加補強と改善策

今回は、「残念ながら、再工事」となってしまうという事例をご紹介いたします。 それは、多くの業者のある中、お客様には正しい選択をしていただきたいと同時に、正しい修理方法も知っていただきたいと思うからです。 雨漏り工事をして …

雨樋破損が基礎部分に与える影響と早急な対応の必要性

集合住宅で雨漏り修理を行いました。 こちらでは雨樋が真ん中から割れて雨水がうまく排出されない状態でした。 雨樋の途中からあふれた雨水は建物の外壁に打ちつけ、同じ場所に水が長時間あたっている状態は建物にとっては非常に辛い状 …

新築築浅住宅に発生する雨漏りの代表的な原因

最近は新築または築浅なのに雨漏りしてしまう家が珍しくなくなりました。 その理由の1つに、長引く不況で中小企業が大きいダメージを受けていることがあります。 知り合いのある工務店に聞いたお話です。 住宅着工戸数が相変わらず低 …

都市部でも必要な雨樋メンテナンスと積雪対策の要点

梅雨前や台風シーズンはお住いのメンテナンスをするお宅は多くあります。 しかし、冬前にお住いのメンテナンスをしておくことも大切なのです。 近年、関東でも突然の大雪が増えております。 その為、関東ならそこまで心配しなくても大 …

冬季に雨漏りが発見されにくい理由と注意点の解説

これから本格的になる冬は1年の中でも雨降りが少なく、雨漏りが発見されにくい時期でもあります。 梅雨どきや台風のあとは雨量の多さや屋根の破損などの映像を見る機会も多く、ご自宅の屋根について考える事もありますが、冬は雪が降ら …

サッシ上部に水が溜まる構造不良と修正方法の解説

昨日のブログの続きになります。 サッシの上枠に水が溜まりやすいという問題を解決する一つの方法が 「サッシ上枠と縦桟の間に10-15mm程度の隙間を設ける」ということです。 なぜならこの隙間によって雨水がサッシの上枠を移動 …

防水機能を失ったベランダの調査結果と補修手法

先日、調布市にてベランダのメンテンテナンスに行って参りました 戸建住宅の場合、屋上やベランダの防水施工は非常に重要な箇所なのですが、ついつい忘れられがちな箇所でもあります。 常に日光や風雨にさらされているため、経年劣化に …

悪徳業者を見分ける方法と正しい火災保険申請の手順

未だに多い屋根修理に関する悪徳業者がいるのをご存知でしょうか? 屋根をしっかりと修理するには、『最初に自分で専門業者へ電話する』事が大切です。 その最大な理由は、一般の人がいきなり保険会社に電話を掛けて保険申請すると、正 …