高断熱高気密住宅で雨漏り発生 原因特定の要点

U様から連絡がありました。部屋内のカビに長年悩まされている とのことでした。U様のお宅は、築浅の高断熱、高密閉住宅です。 住宅の高気密、高断熱化が進んでいます。それは、省エネ基準の 引き上げなど、建築物に対する社会的要求 …

着工直前の電話確認で施工トラブルを未然に防ぐ

昨年の台風被害から半年が経過しています。 しかし、家の近所をよく見渡してみると 今でも屋根にブルーシートを敷いたまま の光景を目にすることもあるのではないでしょうか。 今でも順番待ち?またはほっておいている? 様々な事情 …

見えない箇所で進む漏水 小屋裏点検の重要性

お客様より雨漏り調査のご依頼をいただきました。 こちらの瓦屋根は経年により割れ、内部に入った雨水によって防水シートが破れて 防水シートの役目を果たしていない状態です。 ご相談の結果、屋根の葺き替えと構造部分の補強、 天井 …

断熱工事の手抜きによって発生した雨漏り修理の実例

F様から、天井にカビが発生して困っていると連絡がありました。 F様は、マンション住まいです。斜線制限でカットされた外壁付近の 天井面が特に酷いということでした。実は、数か月前に他の業者に よりウレタンの吹き込みによる断熱 …

防水層の浮きが引き起こす雨漏りと修繕の必要性

S様から連絡をいただきました。バルコニーから雨漏りがするそうです。 調べてみますと、バルコニー床面において、FRP防水層に浮きが生じていました。 下地の状態を確認したところ、下地モルタルとプライマー層がかい離している 状 …

雨染み拡大まで気づかぬ漏水 早期発見のチェック

あるお客様は気付いた時には天井の染みがすでに大きくなっていたという事です。 小屋裏を点検したところ断熱材が湿気をおびて、垂木や梁に雨染みができていました。 この状態からすると雨漏りは数年前から少しずつ始まっていたと思われ …

サッシ施工不良による窓周りの雨漏りと修理の実態

昨日の続きになります。サッシ枠が防水施工前に取り付けられている場合、 どうして漏水が起こるのかを説明いたしました。今回は、そういう場合どう 対処していくかをお話ししたいと思います。基本的に サッシ枠が防水施工前に取り付け …

ベランダ腰壁の隙間が導く漏水と防止の勘所

雨漏り発生という事で調査。 2階建て住宅のベランダから雨水侵入が見られます。 ベランダの腰壁の立ち上がり部分に隙間があり、 雨漏りは1階の天井部分で、すぐ上にベランダが位置しています。 ベランダは紫外線や風雨を受け、洗濯 …

窓周りから発生する雨漏り修理の第一歩となる事例

I様から連絡がありました。普段は問題なく過ごせるけれども、豪雨 が降った時は、サッシ枠下部より漏水があるとのことです。I様のお宅は、 木造住宅で、ベランダには、FRP防水を施してあります。症状から 推察すると、サッシ枠を …

軽量瓦への葺き替えで耐風性向上と荷重低減

昨年は自然災害での屋根被害関係の修理が多くありました。 現在は、家での滞在が長い分、気候も良く、家の点検が増えた結果 様々な修理の依頼が続いております。 自宅での気持ちの良い住み心地を重要視する傾向も、さらに強くなってき …

破風板の劣化が進む屋根 トラブル前の補修判断

春一番など強風が吹くたびに屋根材がボロボロと飛んでくるのですが…と 足立よりご相談いただきました。 現場を見てみると屋根の破風板はボロボロになって、手で触ると塗装が落ちてきます。 クギが飛び出しており、これ以上放置してお …

大規模改修を避けるために求められる屋根点検と対策

M様はかつて、屋根の改修を怠って大規模な改修を余儀なく された苦い経験をお持ちです。それ以降、定期的に屋根の 点検を依頼されています。今回もスレート屋根の傷んだ部分のみの 交換で済みました。 屋根修理の方法は劣化の程度に …

施工結果から学ぶ雨漏りを誘発する原因と改善の教訓

屋根にとって必要な隙間という物があるのをご存知でしょうか。 隙間から雨漏りしないの?と心配になってしまうかもしれませんが、 この隙間がないと建物内が結露してしまうなどの不具合が出てしまう事があるのです。 館山市のお客様よ …

施工不良が原因となった窓上の屋根からの雨漏り事例

サッシ周辺からの雨漏りに困っているという中野の住宅の調査。 次に雨が降る前に早く見に来て欲しいというお客様の不安に、出来る限り急いでお答えします。 原因は窓の上にある小さい屋根で、板金の劣化やサビ、施工不良によって雨水が …

マンション最上階で発生した雨漏り修理の具体例

J様は、鉄筋コンクリート造の築14年のマンションの最上階に住んで おられます。先日雨漏りがするというので、現調に行ってきました。 屋上へのぼってみると、銅板葺き屋根の雨水がアスファルト防水面 に流れ込む設計になっていまし …

将来を見据えた屋根リフォームの方向性と検討ポイント

屋根リフォームを検討中という市原市のお客様からご相談をいただきました。 現在雨漏りなどの不具合はありませんが、築24年経過している事と、 昨年と同じような勢力の台風が今年も来るのではないかと心配されています。 一言で「屋 …

事務所ビルで発生した雨漏り調査と修繕の事例紹介

ある事務所ビルからの依頼で、屋上の点検をしま した。まだ、室内への雨漏りは確認できないけれども、パラペット周り にふくらみが見られ、パラペット外壁に雨水がしみ出しているという ことでした。この事務所ビルは築2年でしたが、 …

危険を伴う屋根点検を専門家に任せるべき理由

春の訪れが早い今年。 コロナの影響で外出できないぶん、暖かい陽気に誘われ、家周りを点検されている方も多いとお聞きしました。 しかし、屋根に登る なんてことは危ないのでしないでくださいね。 そんな中、 家の周囲を点検してみ …

軽視できない雨樋の水漏れと屋根修理の関係性

お客様より雨樋から水漏れがあると連絡をいただき、調査。 遊歩道には木が植えられており、雨樋に落ち葉がたまって樋の内部にコケも発生していました。 雨樋にたまった落ち葉は定期的に撤去していたそうですが、なぜか水漏れが発生しま …

手抜き施工が原因で起こったビルの雨漏りと是正対応

T様より連絡がありました。T様のオフィスビルの最上階が雨漏りだとの ことでした。調べてみると、雨がしばらく降っていないのに水滴落下が おさまらない様子でした。このことから、天井裏部分で結露しているであろうことが 推測でき …

止まらなかった雨漏り修理の事例に学ぶ施工の大切さ

お客様より雨漏り修理のご相談を受けました。 お話を聞いてみると、以前から雨漏りしていたのでご自身でコーキングを施したところ、 さらに雨漏りがひどくなったとの事です。 近頃はホームセンターやインターネットで色々な道具がすぐ …

新築でも油断できない雨漏り修理の必要性と事例

今年は暖冬ですが、それでも相変わらず結露の問題は起こっているようです。 富津市のM様のお宅では、新築時早々に玄関わきの 結露が発生しているのに気づいていたたそうです。そして そのまま放置していたら、水滴が流れ、結露水が廊 …

節目ごとに必要となる屋根メンテナンスのタイミングと効果

5年、10年、15年、20年など、 キリがよい築年数に建物メンテナンスのご相談をいただくことがよくあります。 今現在、雨漏りがあるわけではなくても定期的にメンテナンスする事で、 部分的な修繕で食い止める事ができます。 先 …

外出できないときにこそ行うべき雨漏り点検と修理のすすめ

今回は、築20年超の中古マンションに住むN様の事例です。 引っ越した直後から北側にある子供部屋の窓下腰壁が、湿っぽくて カビまで発生して困っているとのこと。 そこで、仕上げと下地ボードを撤去してみることにしました。すると …