雨樋の役割再確認

雨樋の役割再確認

先日雨どいに関するご相談を、墨田区Y様からいただきました。
どのお宅にもある雨どいなのですが とても大切な役割なので!お知らせいたします。

ご存知のように雨どいの機能は、雨水を集めて、配水管をつたい排水口へと流すものです。
建物の周囲から効率よく排水をする事により、周りへの水の飛び散りや雨音による騒音も防いでくれます。
ご存じでしょうか?実は、壁、その他の防水が弱い部分にたくさんの水が当たらないよう考えられた設計にもなっているのです。
雨どいには、地面と平行に設置されている軒どい、垂直に設置されている堅どい、
軒どいから堅どいにと送り込む集水器とがあります。

・集水器に落ち葉や飛来物などの異物が詰まっていたり
・といを支える金具の固定が弱っていたり
・雪の影響で変形や欠損していたり
ちょっと見た目では気がつかない原因で、水はけが悪くなり、しいては雨漏りや木部腐敗を招く原因となっている事もあります。

今回のY様は築20年。ご説明の後でご納得の元、丁寧に点検させていただき、早めの発見でしたのでわずかな補修ですみました。安心して過ごせるとの
お言葉を頂き何よりです。
皆様もお気軽にご相談ください。

 

この記事の監修者

株式会社 LOVE STYLE
代表取締役 阿部 泰三

雨漏り修理・雨桶工事・屋根工事業者として工事に携わり30年以上。工事監督などの実績を持つ「株式会社 LOVE STYLE」の代表取締役。