[雨水がうまく排水されなかった出窓屋根]>中央区

中央区F様邸ではリフォーム中に1階の出窓付近で雨漏り跡を発見したそうです。
近頃は寒さのため窓も結露しているので出窓の上から雨漏りしている事にしばらく気づかなかったようで、内装リフォームより先に雨漏り改修を行う事になりました。

出窓上の屋根を調査したところ、折板と折板のつなぎ目部分が剥がれる経年劣化が見られます。
防水シートの劣化もありシーリングと防水シートの張りかえを行いました。
その中で雨漏りする一番の原因だったのが既存屋根の緩勾配でした。
緩勾配屋根は雨水がうまく排水されず、屋根に水が溜まって雨漏りの危険が高まります。
そこで少し傾斜をつけて水はけをよくします。
豪雪地域では屋根からの落雪を警戒して意図的に屋根に傾斜をつけない場合もあります。
内装リフォーム中にプロに見てもらって雨漏りの心配が無くなったと、F様にとても喜んでいただけて私たちも安心しました。
意外に思うような小さな庇や出窓屋根も雨漏りの可能性があります。
家の事に目を向けた時がメンテナンスの時期の目安になります。

この記事の監修者

株式会社 LOVE STYLE
代表取締役 阿部 泰三

雨漏り修理・雨桶工事・屋根工事業者として工事に携わり30年以上。工事監督などの実績を持つ「株式会社 LOVE STYLE」の代表取締役。