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お客様からのご相談
横浜市青葉区にお住まいのU様より、太陽光パネル設置後にパネル下の屋根が結露しているように見えて気になるというご相談をいただきました。
太陽光パネルと野地板の結露・劣化について
太陽光パネルを屋根に設置すると、パネルの裏側で日射が遮断されます。その結果、パネル下の屋根材(野地板)と周囲の温度差が生じ、湿気がこもりやすくなります。野地板が湿潤状態になると、劣化が集中し、屋根の健全性を損なうリスクが高まります。
劣化を防ぐための通気・換気対策
こうした野地板の劣化を防ぐためには、以下の対策が重要です。
小屋裏換気量の増加: 小屋裏の湿気を効率的に排出できるよう、換気量を増やす必要があります。
野地上通気措置: 野地板の湿気を野地上(屋根材の下)に排出できるような通気構造を確保します。
このような構造的な対策を講じることで、ブチルテープやコーキング材といった止水方法に頼るだけでなく、金具やネジからの雨水侵入を構造的に防ぐ効果も期待できます。
太陽光パネル設置と雨漏りリスク
一般的に、太陽光パネルの設置が直接的に雨漏りを引き起こすことはありません。適切に設置されていれば、通常の雨天条件での雨漏りリスクは低いです。
ただし、設置に際しては以下の点に注意が必要です。
専門家による設置: 設置工事は専門知識と経験を要します。信頼できる専門業者に依頼してください。
設置前の屋根点検と補修: パネル設置前に屋根の点検を行い、既存の雨漏りや損傷があれば、先に修復しておくことが極めて重要です。
適切なシーリングと正しい施工: パネルの取り付け部分には適切なシーリング材を使用し、防水を確保した上で、正確な施工によりパネルを確実に固定する必要があります。
(注:屋根に穴を開けない「キャッチ工法」など、屋根材の種類によっては雨漏りリスクの低い工法もあります。)
これらの対策を講じることで、太陽光パネル設置による雨漏りや、パネル下の野地板劣化のリスクを最小限に抑えることができます。また、設置後も定期的な点検とメンテナンスを行うことで、屋根の健全性を保ちつつ、太陽光発電システムの効率を維持することが可能です。
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