練馬区で放湿型結露

施工前の写真

before

施工後の写真

after

ご住所
東京都練馬区
ご依頼内容
雨漏り修理

お客様からのご相談

練馬区のH様からご相談を承りました。H様邸の東面に位置する1、2階居室のフローリングに濃い黒染みがみつかったそうです。H様邸は木造住宅で築10年になります。
断熱材にグラスウールを使い、ポリエチレン製の防湿シートを別張りした上に石膏ボードとビニルクロスを施工していました。断熱材の外側は、筋交い、透湿防水シート、通気縦胴縁、窯業系サイディングで構成されていました。H様の依頼で散水試験を行い、雨漏りがないことを確認しました。施工会社では結露を
考え、室内側への結露水の浸入を防ぐ応急措置として防湿シートを透湿防水シートに重ね張りしたところ、状態が悪化したそうです。
3か月後弊社で東面の内装材を撤去すると、1、2階とも防湿シートの裏面に水滴がびっしり付着し、窓の下枠や胴差しに水滴が流れ落ちていました。グラスウールは握ると滴り落ちてくるほど大量の水を吸収していました。改修工事の日の室温は27度でしたのでグラスウールから放出した水蒸気が冷房で冷えた内装材に触れて結露していると確信しました。結露が発生した原因として通気層の閉塞を疑いサイディングの一部を剥がしてみました。
しかし、通気層の施工は適切で窓周りも通気を確保できていました。
ではグラスウールの水はどこから来たのかというと、劣化した塗膜やクラックなどを通してサイディングが薄いを吸収したのではないか、と推測できました。
内装材を剥がしてみると防湿シートの裏面に水が付着し、断熱材にぴったりはりついていました。
放湿型結露が起こっていると推定されました。
改修工事では断熱材を撤去し、木部と透湿防水シートを乾燥させてから新たな断熱材を充填しました。さらに絶対湿度が高い夏は透湿、低い冬は防湿する可変透湿気密シートを防湿シートの代わりに採用しました。
石膏ボードの表面を透湿性のあるクロスで仕上げました。
この仕様にすることで、再発は防止できるでしょう。

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