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お客様からのご相談
杉並区にお住まいのA様より、1階部分の雨漏りについてご連絡をいただきました。
A様邸は築22年で、1階が鉄筋コンクリート造、2・3階が木造という構造です。
現地調査の結果、外壁タイル目地に施されたシーリング材からの漏水が雨漏りの原因と判明しました。
雨漏りの一般的な原因
タイル目地のシーリングは、建物の接合部分をシールし、雨水の浸入を防ぐ重要な役割を担っています。シーリングからの雨漏りは、主に以下のような原因で発生します。
原因 詳細
1. シーリング材の劣化 風雨や日光、気温の変化により、シーリング材がひび割れたり、硬化・剥離したりして、雨水の侵入を許します。
2. 不適切な施工 シーリングの充填が不十分であったり、密着が悪い場合、隙間から雨水が浸入します。
3. 貫通部の問題 通気孔や配管など、外壁の貫通部周辺のシーリングが不適切だと、そこから漏水することがあります。
4. 拡張と収縮 建材が温度・湿度で伸縮を繰り返すことで、シーリングに負荷がかかり、ひび割れや剥離が生じることがあります。
A様邸での具体的な原因
散水調査を実施した際、水をかけた箇所から離れた場所にあるシーリング材の裏側が水の通り道となっている可能性が浮上しました。
そこで、タイルを剥がして確認したところ、躯体(建物の主要構造部)の目地部分にシーリング材が施工されておらず、バックアップ材(目地深さを調整する材料)が充填されているだけの状態でした。
この施工不良により、
タイル目地のシーリング材に密着不良があった部分から雨水が浸入
躯体目地の防水機能がない空間を通り抜けて、躯体の打ち継ぎ部やひび割れを伝播
最終的に室内に浸水し、雨漏りとして確認された
というメカニズムでした。
実施した対策
根本的な解決を図るため、以下の対策を実施しました。
目地付近のタイルを撤去し、露出した躯体目地部分に新たにシーリング材を充填して躯体側の防水性を確保しました。
タイルを張り直し、躯体目地に合うようにタイル目地を設けました。
最後に、このタイル目地にもシーリング材を適切に施し、二重の防水層を構築しました。
この対策により、雨漏りは解消されました。
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