バルコニーからの雨漏りを防ぐ防水層改修と排水改善策

施工前の写真

before

施工後の写真

after

ご住所
東京都渋谷区
ご依頼内容
雨漏り修理
使用材料
シーリング材

スタッフより

O様より、築30年の鉄骨造アパート兼事務所ビルの雨漏りについてご相談をいただきました。O様によれば、外壁のアルミサイディング化やベランダへの庇取り付けといった改修工事後、3階トイレの天井と壁で雨漏りが発生。にわか雨程度でも、降雨後30分で雨漏りが見られるとのことでした。

詳細な調査の結果、雨漏りの直接的な原因は、バルコニー床面を貫通する配管周りのシーリング不良と壁面の亀裂であることが判明しました。特に壁面の入隅部分には2本の配管が貫通しており、防水施工上も構造上も無理な納まりとなっていました。以前から壁面内部への浸水の形跡も確認されています。

改修工事の際に、ベランダの庇の雨樋が配管の真上に設置されたため、屋根に降った雨水が雨樋を通り損ね、配管に集中。結果として壁面に伝わる雨水の量が増加し、室内に漏水していたのです。

今回の修理では、まず配管周りに止水剤を注入し、雨樋を配管にかからない位置へ移動させました。さらに、このビルのベランダ排水管が小さいという問題に対応するため、雨樋を外部の枡に直接排水できるように配管経路を再設計しました。

雨漏りは戸建て木造住宅に多いというイメージがありますが、集合住宅などの鉄筋コンクリート造でも少なくありません。特に築年数が経過した物件では設備の老朽化が進んでいるため、原因究明に時間がかかる複雑なケースが多いのが実情です。

再発防止と今後の対策
雨漏りの原因を解消した後は、同様の問題が再発しないよう予防策を講じることが重要です。

定期的な点検とメンテナンス: 早期に損傷を発見し修復するためには、定期的な点検が不可欠です。

防水層・シーリングの補修: 防水性能を維持するために、防水層やシーリングの定期的な補修や再塗布を行いましょう。

鉄骨造の雨漏り修理には専門的な知識と技術が必要となります。特に大規模な損傷や複雑な修理が必要な場合は、建築士や建築専門の業者に相談することをお勧めします。専門家は問題の正確な診断と適切な修理方法を提案してくれます。

作業における注意点
安全を最優先に考えることが重要です。高所での作業や鉄骨構造に関わる修理は危険を伴う場合があるため、適切な安全対策を講じて作業を行うことを忘れないでください。また、鉄骨構造には耐震性が求められます。修理作業が構造に影響を与えないか、事前に確認することも重要です。

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雨漏りは本当に困るので、これからは定期的に検査を頼もうと思います。
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