
お客様からのご相談
T様から屋根の定期点検を依頼されました。またT様から
住宅性能が上がっても雨漏りが無くならないのはなぜか?と問われました。
結論から申し上げますと、住宅の性能が向上しても、雨漏りがゼロにならない理由はいくつかあります。住宅の性能が上がると、雨漏りのリスクは低減しますが、完璧に防ぐことは非常に困難です。その主な理由を5つのポイントにまとめました。
1. 構造的な欠陥
どんなに高性能な住宅でも、設計や施工時に構造的な欠陥や施工ミスがある場合、雨漏りの原因になります。例えば、屋根の傾斜が不適切だったり、防水層に不備があったりすると、雨水が侵入する隙間ができてしまいます。
2. 経年劣化(老朽化)
住宅は時間とともに必ず経年劣化します。屋根材、外壁、雨樋などの建材は、太陽光や雨風にさらされることで少しずつ劣化が進みます。新築当初は問題がなくても、劣化した部分から雨水が侵入し、雨漏りにつながることがあります。
3. 過酷な天候条件
近年のゲリラ豪雨や大型台風など、想定を超える激しい雨や風は、住宅に大きな負荷をかけます。高性能な住宅でも、設計段階で想定されていないほどの天候条件下では、既存の防水性能が追いつかず、一時的な雨漏りが発生することがあります。
4. メンテナンス不足
雨漏りの予防には、定期的なメンテナンスが不可欠です。どんなに良い材料を使っても、メンテナンスを怠ると、劣化は早まります。屋根や外壁、雨樋の状態を定期的にチェックし、必要に応じて専門業者による点検・修理を行うことが重要です。
5. 隠れた原因
雨漏りの原因は、必ずしも目に見える場所にあるとは限りません。壁の中にある配管の破損や、室内外の温度差による結露などが原因で、雨水が侵入したと勘違いされるケースもあります。このような原因の特定には専門的な調査が必要です。
雨漏りを根本的に解決するには、建物の設計・施工段階での丁寧な作業はもちろん、定期的な点検と適切なメンテナンスが欠かせません。もし雨漏りが再発するようなことがあれば、詳細な調査と対策のため、専門家にご相談いただくことをお勧めします。
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