
スタッフより
H様より、雨漏りについてご相談をいただきました。お宅の屋根はスレート屋根です。現地調査の結果、屋根の頂上部分にある棟板金(むねばんきん)の緩みが原因で雨漏りが発生している可能性が高いと判断しました。
棟板金は、屋根の頂上で屋根材を固定し、雨水の侵入を防ぐ重要な役割を担っています。この棟板金が緩むと、以下のような問題が起こりやすくなります。
屋根材の浮きや変形: 棟板金が緩むと、固定されていた屋根材が風などで煽られ、浮き上がったり変形したりします。
雨漏りの発生: 棟板金の隙間から雨水が侵入し、雨漏りにつながります。屋根材の浮きや変形がさらに雨水の侵入を加速させることもあります。
屋根全体の強度低下: 棟板金の緩みは屋根全体の強度を低下させます。強風や積雪などの外部からの力がかかると、棟板金が折れたり曲がったりして、屋根に大きなダメージを与えることがあります。
今回は、棟板金を交換することでこれらの問題を解決することにしました。
棟板金の交換は、専門的な知識と技術が必要な作業です。主な作業の流れは以下の通りです。
安全対策: まず、作業を安全に行うために、足場や命綱を使い、周囲の安全を確保します。
既存の棟板金撤去: 古い棟板金を留めている釘を抜き、棟板金と下地の木材(貫板)を撤去します。
清掃: 撤去後、屋根の頂上部分をきれいに掃除し、新しい棟板金を設置する準備をします。
新しい棟板金の設置: 新しい貫板を設置し、その上に新しい棟板金を被せ、釘やビスでしっかりと固定します。
仕上げ: 新しい棟板金と屋根材の継ぎ目を調整したり、ビスの頭に防水処理を施したりして、細部まで丁寧に仕上げます。
塗装: 最後に、新しい棟板金に塗装を施し、錆びにくくすることで耐久性を高めます。
棟板金の交換は、建物の寿命を延ばすためにも非常に重要なメンテナンスです。雨漏りの疑いがある場合は、ご自身で屋根に登ることは非常に危険ですので、必ず専門業者に相談するようにしてください。
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