横浜市青葉区で屋根修理  -2-

施工後の写真
ご住所
神奈川県横浜市青葉区
ご依頼内容
屋根修理
使用材料

スタッフより

昨日の続きになります。
N様邸の瓦屋根改修工事では、まず既存の屋根材と、その下の葺き土を全て撤去しました。葺き土の湿り具合から、棟全体に雨水が浸入していたことが確認できました。葺き土の下にあった防水シートも撤去すると、野地板は「バラ板」と呼ばれる隙間のある状態でした。このままでは瓦屋根の全数留め付けに適さないため、バラ板の上に野地板を増し張りし、下地を整えました。

その上にアスファルトルーフィングを設置し、瓦桟木とルーフィングの間に通気層を設けるための水抜き材(縦桟ルーフィング)を施工しました。

長年の使用で不陸(平坦でない状態)が生じていた屋根には、Uタイプと呼ばれるF形防災瓦を採用しました。この瓦は表面に凹凸デザインがあるため、不陸が目立ちにくく、仕上がりが美しいのが特長です。

今回の改修では、建築基準法の告示基準に適合させるため、以下の点に徹底してこだわりました。

軒先の瓦:瓦1枚につき3ヶ所をしっかり留め付けました。

平部の瓦:すべての瓦を留め付けました。棟やけらば、谷などでカットされて釘穴がない瓦についても、新たに釘穴を開けて全て固定しました。

けらばの瓦:原則、瓦1枚につき3ヶ所を留め付けました。

棟の瓦:すべての瓦をねじで固定しました。

釘やねじの長さ:地域の耐風性能を満たす十分な長さのものを選定しました。

これらの基準を遵守することで、大規模な地震や台風にも耐えうる強固な瓦屋根が完成しました。


瓦屋根の改修に合わせて、ご要望いただいていた外壁のリフォームも行いました。既存のトタンの上に、新しい鋼板外壁を重ねて施工するカバー工法を採用し、美観も一新しました。

今回の工事は、部分的な雨漏り修理にとどまらず、瓦屋根全体の葺き替えを行ったことで、N様にも大変ご安心いただけたご様子でした。いつか来るであろう巨大地震や巨大台風に備え、今後も長く住み続ける建物においては、古い工法の瓦屋根を現在の基準で改修することが不可欠です。

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