結露と誤認しやすい症状を見極めた浸水調査の勘所

施工後の写真
ご住所
東京都渋谷区
ご依頼内容
雨漏り修理
使用材料

スタッフより

12月になってから本格的に寒くなってきましたね。こういう時期になりますと、
サッシからの雨漏りを訴えるお客様が出てきます。
W様から床と壁の湿気がすごく雨漏りではないかとの連絡がありました。
結露と雨漏りの症状は区別がつかないのですが、話を聞いたところこの結露に似た症状は
夏場からあったとのことで、雨漏りと判断していいと思い
ます。夏場は、結露に似た症状が出ても気温が高いのですぐ
乾いてしまってあまり気にならなかったらしいです。W様
のように、夏場は多少気になる漏水も気温が高いから
すぐ乾いて放置しているご家庭が少なくないせいか、
毎年、サッシの雨漏りの連絡を頂くのは秋以降に増えます。
調べてみると、今回の場合は、サッシを構成するつなぎ目から
雨漏りしているケースでした。まず、テラスに水をためて
漏水の確認をしました。水をためると、サッシの下枠の
レール面に、毛細管現象で水がしみ込んできました。
部際の継ぎ目に生じた隙間は、製品の製造段階ですでに生じて
居た場合と、施工時に生じた場合があります。どうやら
今回のケースは、後者のようです。サッシの施工は取扱
いを慎重に行う必要があります。出窓のように重い
建具は、足場と建物の間から数人がかりで釣り上げるものです。
この際、落下させたり、乱暴に置いたりすると、変形が
生じます。通常の引き違いサッシは軽いが変形しやすいです。
現場であちこちに動かした結果、変形してしまったという例
も少なくないです。たびたび話題にしているのですが、築浅で雨漏り
とか、施工現場の不注意で生じてしまうサッシの変形など
改めてベテラン職人不足を感じることが増えてきています。

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