
お客様からのご相談
E様邸は日本瓦の屋根ですが、
 築36年という事もあり老朽化が進むにつれて、
 耐震リフォームを考えるようになったという事でした。
 そこで考えられるのが屋根の葺き替えです。
 日本瓦という事で建物の頭が重くなり
 建物全体にかかる負担を軽減するためです。
 E様邸では瓦ふうの形をしたガルバリウム鋼板に決められました。
 重量も日本瓦の10分の1になり、
 和風の建物の雰囲気を壊さずに葺き替えができます。
 屋根材選びは、それぞれの特徴をふまえて選ぶ事が大切です。
 ガルバリウム鋼板、スレート、瓦が現在の主な屋根材です。
■ガルバリウム鋼板
 アルミニウム・亜鉛・シリコンからなるメッキがついた鋼板。
 耐久性に優れているうえに丈夫です。
 屋根材の中では最軽量で施工しやすいので、どのような形状にも対応できます。
■スレート
 合成繊維とセメントを混ぜ、薄い板状にし表面を塗装したもの。
 軽量のうえカラーも豊富で、和洋どちらの家にも合います。
 性質上、割れ易く塗装が剥げやすいので定期的なメンテナンスが必要です。
■瓦
 粘土を焼いたもので日本では古くから使用されています。
 退色もなく耐久性に優れています。
 重量がかなりありますが、瓦自体のメンテナンスは少なく済みます。
 それぞれの好みやメリット・デメリットを踏まえながら、
 検討してみてはいかがでしょうか。
 










