地震後に高まった危機管理意識と雨漏り修理の実例投稿日: 2022年3月18日公開ご住所東京都足立区ご依頼内容雨漏り修理お客様からのご相談中でも多いのが屋根の頂点にあたり、屋根と屋根を繋ぐ大切な役割をしている「棟」の修理です。風雨や紫外線を真っ先に受けるためダメージをうけやすいうえに、地震などの震動で板金のクギも浮いて雨水が侵入してしまい、雨漏りに繋がる確率が高いのです。足立区のY様邸では棟と瓦を固定している漆喰部分が震動により、ボロボロになって雨漏りが発生していました。雨水で中の土が流れ出してくると瓦がずれる可能性があります。1枚ずれてしまうと隣り合った瓦や棟も変形し、屋根全体に悪影響が出てしまいます。早めに修繕すれば、屋根全体ではなく瓦1枚の交換からできます。瓦屋根は他の屋根材よりも長持ちすると言われていますが、これは瓦だけの話で、防水シートや木材、漆喰などは劣化したり、すり減ってしまうので、定期的なメンテナンスを行わなくてはなりません。また過去の瓦屋根には土が敷かれており、これは地震が多い日本では建物の頭が重いと崩れる危険が伴うので、軽い防水シートに変えたり、屋根材の葺き替えなどで雨漏りを防止する工夫が必要になります。