寒暖差が引き起こす雨漏り被害と予防の工夫

ここ1～2年はご自宅のベランダで家庭菜園をしたり、 キャンプの様にテントを張ったりなどと活用されている方が増えて、 「ただ単に洗濯物を干す場所」という考え方も変わってきました。 ベランダは紫外線や風雨を受けて湿気や温度差によって防水層が劣化し、 床や壁が収縮して亀裂が入り浸水しやすい場所です。 常に厳しい環境にさらされています。 日野市でベランダの腰壁の立ち上がり部分に隙間があり雨水の侵入が確認できました。 雨漏りは1階の天井部分で、すぐ上にベランダが位置しています。 この時期は晴れていれば日中は暖かく、夜になると急に冷え込むような 寒暖差が激しくなりやすいのです。 この時期にベランダを改めてチェックしてみてはいかがでしょうか。 □バルコニー手すりの上部（笠木）にズレやひび割れなど破損はないか □床に亀裂が入ったり穴が空いていないか □床の防水トップコートはひび割れたり、剥がれていないか □排水口に落ち葉や土、石など異物が詰まっていないか □雨降りの後、どこか1カ所だけに水たまりができていないか □サッシの下枠との境に隙間はないか □腰壁に隙間はないか ベランダは雨漏りの原因になりやすい要素がたくさんあります。 正しいメンテナンスをする事で、雨漏りは防ぐ事ができます。