工事中に発覚した雨漏り修理と施工上の盲点

ご住所
東京都世田谷区
ご依頼内容
雨漏り修理

お客様からのご相談

J様から、相談を受けました。J様のお宅は、当時工事中だったのですが、雨が降っていない時でも雨漏りがあるということで施工会社に説明を求めたところ納得のいく回答を得られなかったため、弊社に連絡をしたそうです。調べてみますと、内部で透湿防水シートに水が染み透っているいる箇所がありました。原因は外壁下地とサイディングの間に通気層を設けるために打ち付ける「絶胴縁」でした。一般に、外壁下地に用いる透湿防水シートは、水滴を通さない「撥水性」を有しているはずです。しかし、今回のケースで新たな注意点が見つかったのです。絶胴縁には一般的に、厚さ15mm、幅45mmの木材が使われます。胴縁向けとして出荷されている木材には、防腐防蟻処理を行ったものがあり今回分かったのは、薬剤処理を施した胴縁材と透湿防水シートの相性の悪さです。調べてみますと、透湿防水シートメーカーの旭・デュポン・フラッシュスパンプロダクツ(以下、デュポン社東京都千代田区)は、以前、住宅会社各社に対し注意喚起を促す文書を配布しています。薬剤処理済の胴縁は多量の雨水にさらされると、薬剤が溶け出し、シートの防水性を低下させるという注意喚起でした。透湿防水シート協会もリスクがあることを告知しているようです。防水シート

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