軒ゼロ住宅で発生した雨漏り修理の事例

ご住所
東京都渋谷区
ご依頼内容
屋根修理

お客様からのご相談

G様から雨漏りの連絡をうけました。 G様のお宅は今はやりの軒ゼロ住宅です。 軒先部分は、情報の屋根下地に入り込んだ水が集まってきます。 屋根修理をしていると、ほかの場所は健全なのに、軒先部の下地だけが 劣化していました。軒が外壁より出ている場合、万が一、 軒先部に集まってきた水が浸透しても、鼻隠し板や軒天上の劣化で住みますが、 軒ゼロ住宅の場合は、壁内や室内の天井面が湿潤することになり、被害範囲が 拡大するのです。 軒ゼロ住宅は、壁面を敷地境界線に寄せられるため、敷地の有効利用が可能であるほかに、 屋根面積が小さくなる、軒天井の工事が割愛できるなど、工事費削減上のメリットが多いので採用する 住宅が多いのがうなづけます。しかし、雨仕舞上の問題が多く存在します。 軒の出がある住宅では、外壁防水紙の張り仕舞いの位置は軒の出によって 雨がかりから保護されるため、止水ラインの不連続性はさほど問題になりません。 ところが軒ゼロ住宅では、軒の出がある場合と同様の工程で屋根と外壁工事を 実施すると、お互いに止水多淫の端部が不連続なまま、常時雨がかりする位置に 置かれる状態になり、その結果不連続部分から雨水が浸入するリスクが極めて 高くなります。 軒ゼロ住宅で雨水侵入を防止するには、屋根の下ぶき材と外壁の防水紙を連続させ、 一体の止水ラインを形成する必要がありますが、そのためには適切な納まり設計と 連続施工を可能にするための工程の見直しや、責任施工範囲を明確にする 作業要領の整備、綿密な工事管理の実施が不可欠になります。 軒ゼロ雨漏り
0120-494978 電話受付時間 8:00~18:00(日曜日を除く)
  • メールでお問合せ
  • LINEでお問合せ
会社概要