お客様からのご相談
R様の依頼で屋根の張替えを行いました。その際、棟包(屋根の頂部である棟を包んでいる金属などのこと)板金の塗装も行いました。棟包板金は、内側に貫板と言われる木材があり、その木材に釘を打ち付けて固定しています、経年による貫板の劣化と釘の緩みによって、棟包板金が強風で飛ばされる場合があるので、定期的な屋根の点検が必要になります。劣化状況によっては、貫いたと棟包板金の交換・補強が必要となります。木造住宅においては外壁や屋根などに様々な板金部材を使用しています。例えば外壁と基礎の間にある水切りなどがそうです。これは外壁から流れてきた水の流れを断ち切るための部材です。屋根にも多くの板金部材が使用されています。屋根の頂部には、棟包、軒先には唐草、谷部分には谷板または谷樋、切妻部分にケラバ板金などがいずれの部材も水の流れを集める、断ち切り、遮断する目的で使用されます。また板金部材は水や紫外線の影響をル良く受ける部分で耐久性が必要とされます。現在は、ガルバリウム鋼板が主流となっています。ガルバリウム鋼板は錆に強く、表面に塗装が施されています。塗装の劣化は基材を痛めてしまうことにつながるので、定期的なメンテナンスが必要になります。メンテナンスは10年~15年に1度、外壁や屋根の塗り替えと同時に施工するのが一般的です。











