地震対策で実施した瓦屋根の調査と点検事例

ご住所
東京都大田区
ご依頼内容
屋根の診断

お客様からのご相談

「いま現在は雨漏りしていないが瓦屋根の調査をしてほしい」と先週に大きな地震があり、これは東日本大震災の余震だと言われています。10年前の地震の事を思い出した方も多く、特に瓦屋根は頭が重いため、地震などの揺れで家が倒壊したケースもありました。また瓦が落ちてしまったら下屋根や車が破損する心配もあります。大田区でも瓦屋根の重量が心配でした。今後の天災の事を考えて、葺き替えをご希望されました。葺き替えとひと口に言っても色々な方法があり重ね葺き、塗り替え、葺き替えが代表的なところです。1237_DSCN0948重ね葺きとは、劣化した屋根の上から新しい屋根材を被せる事で、カバー工法とも呼ばれています。長所は既存の屋根を使用するため廃材撤去がない短期間で施工できる事です。その反面、下地が劣化していると施工できない、既存の屋根にかさねるため重くなるとも言われています。塗り替えとは、屋根を高圧洗浄して下塗りと仕上げ塗りをします。錆やコケの発生を抑え断熱性が高まり、屋根の寿命を延ばせます。ただし、屋根材が劣化していると塗り替えはできません。葺き替えは下地も屋根も撤去し、新しい屋根材に取り替える事です。下地も劣化している場合は葺き替えになります。外観も綺麗になり計量化も期待できます。今回のように雨漏りはしていなくても屋根のメンテナンスをする事で、今後も安心して暮らしていきたいですよね。

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