塗り替え後に発生した雨漏りの実例②

ご住所
東京都杉並区
ご依頼内容
雨漏り修理

お客様からのご相談

昨日の続きになります。本来、スレート瓦の重なり部分には適切な隙間が確保されている必要台風や大雨の際にスレート瓦の裏側に雨水が浸入する場合がありますが、スレート瓦の裏側に雨水が浸入する場合がありますが、スレート瓦の下には、アスファルトルーフィングなどの防水シートが張ってあるため、雨漏りすることはしかし、このケースのようにスレート瓦の重なり部分を塗料で塞いでしまうと、スレート瓦の裏側に浸入した雨水の逃げ場がなくなってしまうのです。逃げ場を失った雨水はスレート瓦を留めている釘の貫通部などを伝って屋根裏にまわりこみ雨漏りを起こしてしまうのです。スレート瓦屋根を塗り替える際は、塗装が乾いた後、皮スキと呼ばれる金ベラ状の道具やカッターナイフなどを使って重なり部分に詰まった塗料を切る「縁切り」と言われる作業が不可欠です。この「縁切り」作業が不十分な場合、しばしば雨漏りが起きることはもはや屋根修理業界では常識なのです。昨今では、スレート瓦の塗り替えの際の縁切り不足を補い、スレート瓦の裏側にまわった雨水をスムーズに排出するために開発された縁切り専用部材も広く使われています。スレート屋根は、新築時はメーカーで表面に塗装を施した状態で出荷されます。新築から10年ほど経過すると表面塗装が劣化し、スレート瓦本体に雨水が染み込むようになり、表面にコケが生えてくるなど、素材の劣化や凍害などによる割れが発生するようになります。スレート瓦を少しでも長持ちさせるために、定期的なメンテナンスとして塗り替え工事は有効です。そのスレート瓦を長持ちさせるメンテナンスで雨漏りが発生するようになってしまったら本末転倒です。縁切り

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