新型コロナウイルスの影響で都市部では地価が大幅に下落しています。
先月29日に公表された基準地価にもその影響がはっきりと表れており、
近年続いていた地価の上昇基調から一転して下落に転じています。
東京五輪・パラリンピックに照準を合わせホテルや旅館の建設を進めていた
浅草では、外国人が激減し、いまや閉館や開業延期が相次いでいます。
また東京以上に落ち込みが激しいのが名古屋で、中国人らの爆買い需要を見越して
出店をしていたドラッグストアなどが軒並み閉店となっています。
そしてその影響は東京・大阪・名古屋の三大都市圏だけでなく、周辺地域にも
波及しています。
またリモートワーク等の働き方の変化で、都心ではオフィスを縮小する動きも出始め、
平均空室率が上昇、賃料が下落し、オフィス市場にも確実に影響が出ています。
これまで推し進めようとしてもなかなか実現できなかった「働き方改革」や「多様な
生き方を認める社会づくり」が図らずもコロナの影響で、今後一気に広がっていくで
しょうね









