昨年8月にテスト大会で「トイレ臭い」と指摘をされたお台場の海は
今どうなっているのでしょうか?
新型コロナウイルスで、来年7月下旬開催予定となったオリンピックの
トライアスロン。会場であるお台場で行われたテスト大会で、悪臭と
大腸菌が基準値を超えていることが発覚し、東京都や大会組織委員会は
対策を講じてきました。
都が頼ったのが「アサリ作戦」。アサリは海水の濁りの元となる
プランクトンをエサとしており、海中に砂を投入することで二枚貝が
すみついて水をきれいにし、水質の透明度UPに効果があるんです。
問題は悪臭と大腸菌なんです。その原因となっているのが下水の処理方法
です。トイレなどの生活排水を含む汚水は雨水と一つの下水道に集められ、
大雨の日は下水が川へ放流され、海に影響が出てしまうんです。
晴れが続けば、その問題もなくなるとのことですが、開催予定は来年7月下旬。
今年のように梅雨が長引くと、梅雨明け前に大会が開催される懸念もあります。
来年の夏はどんな海が待っているのでしょうか。









