コロナ禍でトイレットペーパーが不足するという事態が起き、
「ウォシュレット」へのニーズが高まっています。
トイレットペーパーの在庫切れでパニックとなったアメリカでは、
温水洗浄便座「ウォシュレット」の売り上げが伸びており、
上半期の売上が前年比で2倍以上にまで伸びたという。
実はアメリカではこれまで「ウォシュレット」の認知度が低く、
トイレにコンセントがない住宅が多いこともあって普及が進んで
こなかったんです。コロナ禍の中でアメリカだけでなく、海外の
高級ホテルなどでも採用が進み、中国では模倣品も出回るほど
人気となっています。
今年は「ウォシュレット」をTOTOが発売して40年になります。
1980年に販売以来、日本国内では家庭やオフィスなどで広がり、
一般世帯の8割まで普及しています。
「ウォシュレット」の衛生や清潔、非接触などの技術は
コロナ禍で実力を発揮しています。今後も日本のいい技術が
広がっていくといいですね。









