火災保険金増加で予測される今後の値上げ動向

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自然災害の多発で、損害保険会社の業績が悪化し、火災保険の値上げが
続いています。東京海上、三井住友海上、損保ジャパングループの大手
3グループの保険金支払いは大型台風が相次いだことにより、2年連続で
一兆円を超え、火災保険の値上げ要因となっています。

3グループの3月期決算は火災保険の販売などが好調で各社ともに売上高に
あたる正味保険料が前年より増えました。が、コロナショックによる株安で
保有株の評価損が発生した上、災害が相次いだことで減益となり、21年1月
にも昨年に続き再値上げの予定となっています。損害保険料率算出機構が
保険料の目安である「参考純率」を昨年秋に4.9%の引き上げることを
決めたからです。災害が続けば今後もさらに火災保険は値上げが続く可能性が
あります。

いざというときにしっかりと保険金を得られるように、今のうちに補償内容を
見直しておくことをおすすめします。また更新手続き漏れで無保険にならない
ようにくれぐれもご注意ください。

この記事の監修者

株式会社 LOVE STYLE
代表取締役 阿部 泰三

雨漏り修理・雨桶工事・屋根工事業者として工事に携わり30年以上。工事監督などの実績を持つ「株式会社 LOVE STYLE」の代表取締役。