救急自動通報システムの運用が全国の消防や病院で広がっています。
通報システムにより事故発生から治療までの時間を大幅に短縮でき
ることで救急率を高めることも可能となる。
救急自動通報システムは、車が一定以上の衝撃を受けると、衝撃の大きさ
などからけがの重さを予測して消防本部や医療機関に伝えるシステム。
緊急ヘリ病院ネットワーク(ヘムネット)によると、通常は事故発生から
治療開始まで平均約38分かかるのを、通報システムにより約21分にまで
短縮されました。
いまシステムを搭載しているのは国内保有の約6千万台のうち120万台
ほどで50台に1台ほどで認知度が低い。技術面にも課題があり、車が
接触した歩行者や自転車の情報まで把握できないという問題もある。
救命救急では時間が経つほどに救命や後遺症の軽減が難しくなって
しまいます。技術開発を続け、より完成度の高いシステムを完成させて
ほしいですね。









