新型コロナ感染で労災認定される事例の現状

瓦屋根 屋根葺き直し 雨漏り修理

新型コロナウイルスへの感染で労災申請するケースが出てきています。
14日までに39件申請があり、2件が労災認定されています。そのうち1件は
医療従事者でした。

労災認定されると、治療費は労災保険から全額支給され、仕事を休めば
一定期間の平均賃金の8割が原則補償されます。ウイルス感染の際は
感染経路の特定が重視されますが、感染リスクが高い医療従事者の場合は
業務外での感染の時を除いて、原則労災を認めることになっているんです。
厚労省からも感染リスクの高い医療従事者が感染した場合、速やかに
労災申請を促すように呼びかけていますが、人出不足もあり、現場の医療
従事者にとって労災申請しにくいという実態があるんです。職場では「騒ぐ
な」という雰囲気があり感染を相談できないと悩む方もいます。

対策が遅れるとクラスター(感染者集団)が発生する可能性もあります。
早急に医療従事者のサポートを強化しクラスターになる前に対策をとれる
ようにしてほしいですね。

この記事の監修者

株式会社 LOVE STYLE
代表取締役 阿部 泰三

雨漏り修理・雨桶工事・屋根工事業者として工事に携わり30年以上。工事監督などの実績を持つ「株式会社 LOVE STYLE」の代表取締役。