集合住宅運営に及ぶ総会中止の影響と対応策

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新型コロナウイルスの感染が拡大する中、マンション総会の開催に悩む管理組合が
増えています。総会には多くの住民が集まり密閉・密集・密接の『3密』になる恐れが
あります。

総会はマンション住民が予算や理事の選任などについて話し合い、決議を行う場で、
国土交通省作成の標準管理規約では「新しい会計年度が始まってから2か月以内に召集
しなければならない」とされています。開催時にはマスク着用の上、会場の喚起をしたり、
椅子の間隔を空けるなどが必要です。総会辞退を延期するという方法もあります。
区分所有法でも総会は少なくとも年に1回開くことを定められていますが、コロナの影響で
法務省は「1年以内に必ず総会を開くことが求められているわけではない」と見解を公表
しており、1年以内に総会を開けない場合は今年中に開けばよいとされており、数か月
延期することも可能なんです。欠席が多い場合などもエントランスの掲示板や書面を
ポストインするなどして、管理組合の決議事項等を共有する必要がありますね。
いずれにしても住民みんなで工夫して、3密を避けるようにしましょう。

この記事の監修者

株式会社 LOVE STYLE
代表取締役 阿部 泰三

雨漏り修理・雨桶工事・屋根工事業者として工事に携わり30年以上。工事監督などの実績を持つ「株式会社 LOVE STYLE」の代表取締役。