新型コロナウイルスによる感染拡大を防ごうと外出自粛をしている中、東京都心の
首都高速道路では夜な夜な騒音をまき散らし暴走しながら周回を繰り返す「ルーレット族」
が増えています。
「ルーレット族」は主に時速50〜60㌔規制の首都高の環状道路を高速度で走行し、
周回の速さを競う集団で、危険な運転や騒音が問題になっており、タイヤを滑らせて
走行する「ドラフト族」などとともに、警視庁には「違法競争型」として暴走族
の一つの類型に位置付けられています。
7都府県に緊急事態宣言が出た7日以降、首都圏の交通量は減少傾向にあり、25日以降は
前年の6割ほどに減った一方で、「ルーレット族」は活動を活発化しており、騒音など
で周辺住民からの110番通報も相次いでいます。新型コロナウイルスの影響で時間を持て余し
ストレス発散などで首都高に繰り出しているのでしょうが、いまは世界中の人が外出を控え、
感染拡大防止に務めている大切な時期です。警視庁も取締まりを強化していますが、
つかまって活動をやめるのではなく、自分の意志で不要な外出は控え、「ステイ ホーム」
してほしいですね。









