世界中に深刻な影響を与えているコロナウイルスの問題で、中国では
「従業員シェアリング」と呼ぶ新たな雇用安定策が進められています。
従業員シェアとは新型コロナウイルスの影響で休業した飲食店の従業員が
ネットスーパーの配達員として働くなど。。従業員は元の店との雇用関係を
維持しつつも、配達員として働くことができ、店が再開すれば元の職場へ
戻ることができます。従業員シェアでは受け入れ企業が従業員の元の
所属企業に賃金分のお金を払い、従業員はこれまで通りに元の職場から
賃金を得る流れです。生産や物流の維持と従業員の待機問題を同時に
解決する方法として製造業でも採用する企業が増えています。
中国政府によるとこの対策で400万人以上の収入を確保できたとのことで、
日本でもこういった新たな働き方の工夫が必要ですね。









