新型コロナウイルスによる感染拡大に乗じた詐欺被害が増えています。
外出自粛で家にこもる高齢者らを狙い、健康や生活への不安に
言葉巧みに付け入ろうとする詐欺行為に、警察は注意を呼びかけ、
不審な電話にはこれまで以上に気を付けるようアドバイスしています。
国民生活センターの被害報告によると、90代男性宅に息子を語る男から
「マスクあるけどどうする?」と電話があり、「仮想通貨でもうかったが
税金処理に金がかかる」と言われ、自宅を訪ねてきた弁護士役の男に
300万円を渡してしまったという。ほかにも80代男性宅に「コロナ関係で
手元に資金がいる」と説明され、800万円をだまし取られたというケース
もあった。
詐欺グループは常に時事ネタを使うのが特徴で、漠然とした不安を与え、
論理的な思考を失わせようとする。緊急事態宣言により誰もが自分も
感染するかもという不安を持っており、その不安に付け込んでいくるので
注意が必要です。また「新型コロナの関係で70歳以上の方に約3万円の支援金が
出ますので口座を教えてください」などといった期待で惑わす手も使ってくる。
くれぐれも不審な電話にはご注意を。









