新型コロナウイルス対策でさまざまな補償問題が出ています。
特にフリーランスの対しては、各国政府が大胆な財政出動で支援に乗り出しており、
日本でも補償額が発表されました。
英国政府はフリーランスらを対象に、月約33万円を上限に所得の8割を
補償する支援政策を先月26日に発表しました。約380万人が対象で、過去
3年の確定申告をもとに支給額を決め、感染対応が長引けば延長もします。
ドイツは最大で約108万円を受けとれる仕組みを導入。フランスは最大で
約18万円の支援金を出し、イタリアやスイスでも一定額が得られます。
また、米国では、史上最大規模の約220兆円超の経済政策の中に支援策を
盛り込み、失業保険の対象を個人事業主まで広げ、週600ドルの給付金を
受けられる。
日本でもフリーランスへの補償が検討され、一定の条件を満たせば日額
4100円を助成することに決めました。しかしながら他国に比べても助成金の
金額があまりに低いため、追加支援策を望む声が上がっています。
財源確保をどうするのか、長引いた場合の対応など、諸所問題もありますが、
他国の状況を踏まえた上でしっかりと話し合い、補償額を引き上げるなどの
支援策が望まれますね。









